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◆宮城の銘酒“浦霞”お蔵見学◆
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今回初の企画、東京から足を延ばしお伺いしたのは、本会の座長を務めて頂いている「浦霞」のお蔵です。
1724年に創業(享保9年)の“浦霞”は、時代は徳川幕府8代将軍・徳川吉宗の時代に遡る老舗のお蔵で、今年で創業287年を迎えられます。そんな日本を代表する銘酒蔵13代目当主・佐浦弘一社長のご挨拶で本会がスタートいたしました。
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(13代目浦霞当主佐浦弘一社長)
(事務所2Fの広間)
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法蓮寺由来の向拝を移築して作られた、
威風堂々たる玄関口に迎え入れて頂き
事務所の2階でまずはお蔵の歴史・酒造りについて
佐浦社長のお話しを伺いました。
佐浦家の酒造りの歴史は、鹽竈神社の御神酒
酒屋として酒を醸した事に始まっているとの
こと。仙台の海の玄関口として重要な港町の
塩竈は、海上交通の要として大いに発展した
街で、“浦霞”のお蔵は、現在佐浦社長が
13代目の当主となります。
また、続いて鈴木杜氏もご挨拶してくださり、
この後は、伝統と歴史溢れるお蔵内の見学が
いよいよスタートです。
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(本社蔵杜氏 鈴木智氏)
笑顔がにこやかな鈴木杜氏。 鈴木杜氏は、地元出身者で ありながら、南部杜氏として県外認定者初となる称号を取得された
(通常は県外の人は取得出来ない) すごい方です。 |
<法蓮寺の向拝を移築した玄関口>
事務所正面玄関は 江戸時代、鹽竈神社の別当寺 として勢力を誇った法蓮寺由来の 向拝を移築・復元したもの。
宮大工の丁寧な仕事・装飾が 随所に見られます。 |
(今回蔵見学に参加して下さった皆様)
事務所玄関前で記念撮影です
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黒くどっしりとした重みがある 石質の稲井石は石目が美しく滑らかでキメが細やかな特徴玄関前をこのしっかりとした
稲井石が敷かれています。
<稲井石で作られた敷石>
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蔵へ入る入口の暖簾には、
佐浦家代々の家紋「丸に違い丁字」。
「丁字」は、海外渡来の高価な珍重物であるとともに、
仏教においては宝物の一種であり、瑞祥的な意味もある縁起の良いものとしても知られています。
貿易が盛んだった港町ならではの家紋です。
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暖簾をくぐると、蔵へ続く小路が。
一気に時代がタイムスリップ
したような、趣のある雰囲気が続きます。

こちらの敷石も、玄関口同様の「稲井石」。 |
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お蔵の入口には酒林(杉玉)が。
江戸時代初期に現れた酒屋の目印で
青々とした酒林は「今年も新酒が出来ました」
という酒蔵から近所の人々への
お知らせ(サイン)でもあります。
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<酒林(杉玉)> |
(浸漬箱)
1箱に約90キログラム入る。
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最初にお邪魔したのは、“文庫蔵”の洗米・浸漬所。
ぬかを洗い流した後、精米歩合・米の堅さ・水温などにより
吸水時間を変化させるとのこと。
特筆すべきは、こだわりの“竹ざる”を使う事。

40%の精米となると、米がくだけやすくなるので
金属ザルのステンレスにあたるより竹ざるの方が
ソフトで米もくだけにくくなる。くだけた形で麹に入ると
雑味が多くなるという事もあるようです。
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(蒸し器)奥が1500キログラム・手前が2300キログラム
(1日3杯ご飯を食べても30年分ある量!)
約60分間蒸気で蒸し、放冷へ。
仕込みは朝4時に始まります。
放冷は冬の冷たい朝の空気でさらすのが良いのだとか。
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(麹室)種麹を植え付け、温度管理。
現在はセンサーがついているが、むろの中は30℃
蔵人は泊りがけで管理する事もあるとの事でした。
ちなみに、この時期に納豆は一切食べられず、
手は勿論爪の中まで丁寧に洗い、他の菌がつかないように
徹底管理するとの事です。
まさに真剣勝負の酒造りの現場
(浦霞様ホームページより)
麹は味の風味を決めるだけではなく
酵母の働きに影響を与える大事なもの。
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(享保蔵)江戸末期から明治初期に建てられた
伝統の風格と趣を兼ね備えた立派な土蔵です。
(ふな掛け)熟成したもろみを清酒と酒粕に分離する。
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そしていよいよ、まさに酒造りの心臓部・仕込み蔵。
ぶくぶくと酒母が活動している状態。
2階から見た、象徴的な仕込みタンク。
こちらは、2004年に創業280周年を記念し復活した、
昔ながらの伝統的な手法の木桶仕込み。
その名も“ 貳百八拾號(にひゃくはちじゅうごう)”
杉材の樽に上部のこげ茶の部分には柿渋を塗り
耐久性や防腐の効果を持たせています。
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<利き酒タイム>
蔵内の見学の最後は、3種類の銘柄を利き酒をさせて頂きました。
(生一本 特別純米酒 浦霞) (蔵の華 浦霞 純米吟醸)※県内限定酒 (大吟醸
生 浦霞)※非売品 |
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利き酒タイムの後は1Fの店舗にて、
日本酒をはじめ酒器や小物などのお買い物を楽しみました。 |