12月102025

【お申込み受付中】Vol.31 日本酒と楽しむイタリアンの会

「日本酒と楽しむイタリアンの会」とは、
毎回、各地の酒蔵当主をお招きし、日本酒スタイリスト手島麻記子監修による、日本酒とイタリア料理のペアリングを楽しみながら、食中酒としての日本酒の限りない可能性を体験する場です。

第31回めとなる今回の酒蔵「東京港醸造」は、代表銘柄＜江戸開城＞の名前のとおり、明治維新の際、勝海舟と西郷隆盛がこちらの酒蔵の奥座敷で密談をしたことが記録に伝わる、歴史ある酒蔵です。
100年あまりの時を経て、2017年に創業の地である、港区芝の４F建ての小さな元住居で、マイクロブルワリーとして再スタートしたこの蔵の杜氏、寺澤善実氏は、酒造業界のエジソンともいわれ、伝統的な酒蔵の大きさとは比べ物にならない小さな場所で、東京の水道水や日比谷公園のミツバチから採取した酵母などを使って、唯一無二の透明感のあるモダンティストな日本酒をつくっています。

当日は、この23区内唯一の酒蔵、「東京港醸造」の外観を、次期8代目当主のガイドによる見学からはじめ、ディナーのなかでは、寺澤善実氏からの直接のお話はもちろん、100年あまり昔にこの地で酒づくりを営んでいた＜若松屋＞を、東京港醸造として復活させた【若松屋】現当主の齊藤俊一氏から、ご自身のご先祖から伝え聞いた幕末の酒蔵や芝界隈の様子などの貴重なお話も伺う予定です。